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きらきら さらさら 流れていく日々のこと
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明野のひまわりのうなじ。

そう、向日葵だもの。
お日様の位置によって、お顔ではなく一斉のうなじ。
眺めてる人たちもみんなうなじ姿だった。
私のうしろに立ってた人から見たら、きっと私もうなじ。






分け入っても分け入っても、青い山

だっけ?

種田山頭火。




子らといろんな話をしながら緑を分け入る。
こないだちょっと読んでた本の内容をもじって質問してみた。



ねぇねぇ。
1年間で、ママに24時間だけ会えるとするよね。

その24時間を、

1年間に1度、丸々1日24時間ぶっ通しで会えるのと、
毎日会えるけれど、毎日4分間だけ。


どっち選ぶ?

別にママじゃなくてもいいよ。
仲良しのお友達でも。ひなちゃんとか、よしき君とかだったらどう?


子らは全員、毎日4分間を即答。


やっぱりそうだよね。そうじゃない人なんているかな。
大好きな人には、例えチラリズムでも毎日会いたいよね。


一生のうちで、あと残り合計24時間しか会えない人がいたら。

毎年1度だけ1時間×24回。
つまり24年間。


一生に1度だけ24時間×1回。
つまり一期一会。



私は24年間、毎年1回1時間を選ぶと思う。







そこらじゅうに落ちている枯れた木の葉に、木の年輪みたいな模様が
あって、何故だろう。なんだろう。
そんなことも思いつつ、ハイキング。
踏みしめる積み重なった枯葉のフカフカの道が足に柔らかくて
気持ちよかった。

都会に暮らしているけれど、
私が毎日吸ってる空気は、こういう山々からの恩恵。
湧き水の冷たくて美味しいお水を飲みながら、
何で蛇口から出て来る時にはあの味あのだろう、
今頃、自宅の水。。。ぬるいだろうなっ。。
そんなことも思ってた。

湖の入り口に小さな素朴なカフェがあった。

でもこのトレッキング道はすごくマイナーだから
やってくる人は、きっと夏でも少ないと思う。

実際に、駐車場に止まっていた車は数台のみ。

窓の向こうからやってきた我が家を眺めているお店の人が
視界の端っこで見えた。

期待されたかな~、って少し申し訳ない気持ちになって、
でもどうしても腹ペコで行かねばならない
お店があったのでごめんなさい、と思いつつ寄りませんでした。



そしてくるまやへ。



安曇野、穂高神社のすぐ脇にある、
接客も、高校生のアルバイトかな?という時もあったりする、
素朴なお蕎麦屋さんなのだけど、

昔よく行ったお店。
今回は11年ぶりかな~。
店内もメニューも、何も変わっていなかった。

気狂いざると、海老天と、モツ煮(馬)

おなじみのものでしみじみ。

最近はさらに有名になってしまって、
特に夏のお昼時はすごく混んでるらしい。

長野のお蕎麦屋さんは、ランチタイムとかディナータイムとか、
そんな時間設定はなく営業時間内はずっとやってるお店が多い。

だから、そういうお店へは、
ちょっと時間をはずして午後遅い時間、
昼ごはんでもなく、夕ご飯でもない、そんな時間に
行くのもとってもいいもの。。。

夏の、夕方の始まる少し前の、
差し込んでいる太陽の光が少しオレンジ色になり始める頃。
空いている店内で食べるお蕎麦。


普通の夕飯時間にお腹が空かなくなってしまうけれど
それもまぁたまになら。
たまにの出来事、として旅の思い出に濃く、
記憶に残るのよね。







ここは10年以上前、まだよちよち歩きだったアヤを連れてきた湧水。
あの頃はあまりの水の冷たさに、
足を入れた途端泣き出した赤ちゃんだったのだが。
まだ土踏まずもなくて、10センチくらいだった、
かわいいぷにゅおぷにゅのあんよだったはずなのだが。
今となっては、なんと26センチ。
土踏まずもしっかりと。(笑)

これ以上大きくならないことをご本人様同様に、願います。







そして2週間後。今夏最後のバカンスは、
だんな君のご両親と一緒に万座温泉。




途中水沢観音へお参り。
神妙にお参りしていたら、お盆に引き続き、
またもや蚊にいっぱい刺されてとんでもないふくらはぎになってしまった。。。
でも私、お線香のにおい、好きだな。



水沢うどんも食べました。
出てきた瞬間、舞茸の天ぷらの大きさといい、
麺の量といい、すごいボリューム、と驚きましたが、



実はざるが上げ底なんかになっていて、ちょっと安堵。
でもちょっぴりしらけた気持ちにも。(^_^;)


しかしだね。


なんでこうも、水沢うどん集落へ行く途中の山道沿いには
いかがわしい怪しげな建物が乱立されてるの?
幸いなことに子らは全員おじいちゃんおばあちゃんの車へ乗っていたから
よかったものの。

もう意味のわかる中学生と、
知ってる漢字の大きな看板は全部声に出して読みたがる小学生のいる
家族には、いい迷惑だと思います。



外気温18度。

白根山は、すっかり初秋の風情。ススキの穂も伸びている。
子らがいないので、私はシートを思いっきり後ろへ引いて、
ファーストクラス並みにふんぞり返り、女王様。
どんどん上に行くに連れて、16度まで下がりました。

東京の半分。。。
窓から流れ込む硫黄のにおい。
深呼吸したら危険だって、わかっているけれど、
腐った卵のようなこのにおいって、
どうしてもクンクンしたくなっちゃう。
好き♪

万座は22年ぶり。
当時はまだ学生だったから、プリンスなんかには泊まれなくて、
民宿に2泊して、
プリンスゲレンデまで送迎してもらい滑ったのでしたわ。

万座プリンス、変わってないけれど、
でもやっぱり年月を感じました。

学生の頃と大人の自分では、目線も違うのかもしれないけれど。
「私をスキーに連れてって」が流行って、
ユーミン全盛期の青春時代を過ごした私にとっては、
万座プリンスでお泊りスキーだなんて、
憧れの大人の世界だったけれど、

何もしなくてもいつかは自分も大人になるし、
真面目に働いていれば泊りにもいける。

人生の大事なこの部分に気付けた大人になりました。



早朝、一人で露天風呂に入っていたら、
(一回り以上は年上の)見知らぬ女性から、

あなたあちら(混浴露天)には行かないの?
一緒に行きましょうよ。

眺めが違うそうよ。
パンフレットの写真はあっちの景色だそうだから。
せっかくきたのだから私は行くわ。
朝だから誰もいないわよ、きっと。

と、
誘われたのだか、演説を聴かされたのだかよくわからないけれど、
お声をかけられました。

(もちろんご遠慮しました。)

早起きの殿方、絶対いるはず。。。
だんな君のお父さんだっているかもしれないじゃん!

(どう考えたって、ありえねぇ。)

まだそういう意味でのオトナの境地までは達しきれてないな。。。
と思った八月最後の週末でした。
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