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きらきら さらさら 流れていく日々のこと
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ここ数年、

どこまでもどこまでもチャリ、

これが主たる私の交通手段だったけれど、
ここ最近は、時々車も運転する。

山口にいた4年間は、山陽道、中国道、
そして大好きな、瀬戸内海、関門海峡沿いのあの国道。
越えるたびにワクワクした、関門橋を通って九州へも。



諏訪にいた5年間は、街も里山も高原も山も、そして田んぼや畑の中も。
春夏の新緑と万緑、秋の紅葉、冬の雪の世界。
そう。
雪の世界って白じゃなくて銀色だって気付いたのは、
あの落葉松の林道だったなぁ。



どちらも、走っているとそれだけでうれしい道だったし、
また走りたいなぁと思う道よ。


それが最近はごみごみとした片側3車線。
比較的秩序正しい車の流れだけど、
走行車線にはバスもいれば、急停車するタクシーも。
原チャリ、携帯チャリ、そしてものすごいスピードのスポーツチャリも。

田舎を走ってると経験する、
思わず笑ってもしまうような、大胆突飛でびっくりな
歩行者、軽トラ、トラクター等は見かけないけれど、

ん~~~。
脳機能の運転モードがまったく違うのよ。
気を配る回数が違う。
サイドミラーとバックミラーをチェックする回数はたぶん10倍以上。(~_~;)

なんだか疲れるのよね。
運転=脳のスポーツという感じ。
リラックスできない。
都内の道の運転は、あまり魅力感じない。

アヤは、夜の首都高が大好きだと言う。
あのオレンジ色の光が。
それは若いからよ。ママも助手席なら大好き。


Aはangel 、Bはbeautiful、Cはchaming、Dはdelicious、Eはexcellent、Fはfantastic、
Gはgreat、Hはhallelujah、(バストサイズ表の話らしい)

Hはハレルヤなのかぁ~~!

FMからこんな話が流れてくるのは面白いのだけどね。(^_^;)


☆☆☆



小仏トンネル手前で、とうとう渋滞の数珠の1個になった時、


「子供手当もだけど、高速道路無料化も、
この二つのマニュフェスト、
はっきり言わせてもらうと間違ってるわよっ !」

「だって、1000円でこれなんだよ?
無料になったらきっとこれよりもっと混むでしょ?
高速道路じゃなくなっちゃうでしょ?低速道路だよ。 
利用代金を税金でまかなうなんて間違ってるわよ。
こんなのはさ、恩恵を被る人が支払うべき代償であって、
車持ってない人には不公平でしょ?!その為の有料道路なのだよ!」


と、鼻息荒く文句を言ったら、


子A  「ママもしかして生理前?」  コソコソ
子B  「生理前なんじゃない?」   コソコソ
子C  「そうかもよ」        コソコソ

(最近我が家のみで流行の低俗なセリフ。)

「ちがいます。それにそのセリフ禁止です。もういい加減にやめて下さい。」


子A 「やっぱり生理前かもよ」    コソコソ
子B 「うんうん。」         コソコソ
子C 「しーーーーっ!」       コソコソ


「.........。」



(そして話は四方八方へ飛ぶ。)


「やっぱりね、オンナも伊達にただ40年、生きてないのよ。
初対面でピンとくる第六感って、侮れないのよ。」

「だいたい大のオトコが45過ぎてね、
話をする時に相手の顔を見ないなんて、ありえないでしょっ。
パパの身の回りにいる?そんな人。今時いないでしょ?
いたらとっくに淘汰済みだよね。」

(ここ数ヶ月、5日ぶりに帰宅する週末毎にまずツマの心の澱を
ひと通り聞かされることで週末が始まる我が家のだんな君及び、
こっそり聞き耳立てて社会勉強してる子ら。)


ニューフェイスなその人の横暴ぶり、理不尽ぶり、人間的欠陥品ぶりに、
いかに彼以外の全員が頭を抱えているかを今週もコメントし、
吐き出しきったツマの心はおかげ様でとりあえずはすっきり浄化。


あぁ。

もう一度社会で働くって、自分で決めたことなのだけど、
専業主婦時代には無縁だった、
独特の忍耐と、裏表で表情が違うお面がいくつも必要なのよね。
社会という場には。

ただ楽しいだけの仕事ってこの世の中にはないと思うけれど、
それでも好きなことだから楽しいと思えてる。


☆☆☆

やっぱり運転は、のどかで風光明媚な道が好き。

八ヶ岳麓の道で、野鹿が2頭、目の前を横切って、
この久々の光景にやっと心が溶けました。




今年はあまりにも熱いから、
1日はただただのんびり滞在の日を作ろうと、
最初は2泊のトレッキングの予定を急遽前日に、
一日早く出発することにしました。

清泉寮のコテージが運よくひとつ空いていて、そこに決定。



標高1100mは、涼しかった!!


点在するコテージにはそれぞれに新幹線の駅の名前?がついていて、
我が家が停まった棟には、イエイエ、泊まった棟には
「京都」というプレートがついておりました。



買出しに行く為、いったん山を降りることに。


自炊だから、夏だから、高原だから、やっぱりカレー!
と、全員一致で決定。

農協のスーパーに行き、
まずは、武川産コシヒカリをカートに。
江崎さんのお料理教室でもここのお米なの。
とてもおいしいお米です。
道中、武川村の田んぼも走り抜けてきたので、
今夜のご飯への想いもひとしお。
カレーは、味と辛さに好みがあるので
レトルトを各自好きなのを選ぶことにして、私の主婦のお仕事もお休み。

棚の前で、

ん~~~。1個じゃ足りないかも。
おかわりするかも。
明日はたくさん歩くから。

と思い、
普通のカレーの他に私はグリーンカレーも買いましたわ。(^^)
桃とプラム、桔梗が原のメルローなども。(^^)
トマトジュース、八ヶ岳のジャージー牛乳なども。




夏の夕方の田んぼのにおい。
懐かしいいいにおい。


農作業をされている元気な高齢の方々を
たくさんお見かけする。

やっぱり健康的な食生活と、
体を動かすことと、自然に囲まれた生活は、
長寿の源なんだななんてことも、
色づき始めた田んぼを眺めながら思ってたわ。


日が暮れて、夜になって、
あたりはひんやりとしっとりと、森の、木と土の匂いも濃くなって、
大好きな匂いだから、何回も何回も窓から顔を出して、
深呼吸してた。

網戸にカナブンが張り付いて覗いてくる中で、
森の匂いをかぎながら熱い湯船に浸かり、
お風呂上がりにお水でシャワーを浴びたのだけど、
水というより、冷水!超冷水だった!
全身の毛穴が一瞬できゅっと引き締まるような冷たさ!

これはいいかも、と
湯船と冷水シャワーを3回くらい交互に浴びて、
代謝アップに励んでみたりもした清里高原の夜。



 


3ベッドルームのうち、2部屋は洋室、もうひとつは和室。
エキストラではない普通サイズのベッドが全部で4つ。


5人家族の我が家、誰がどこで寝るかわいわい始まったので、

私は自ら申し出て、

「ママは和室のほうにお布団で一人で寝るから、
あなたたち全員ベッドで寝ていいよ!」

「え~~、ママ寂しくないの?」なんてシンがかわいいことをいう。

「大丈夫だよ。(全然)(→心の声)」と答える。


こうすんなり決まったけれど、夜になったら

「ママと寝たい~」
「僕も~~」


とマユとシンが両隣にもぐりこんできたので、
身動きできない状態になり、
結局私は彼らが寝静まるのを待ちお布団を抜け出して、
ベッドへ移動。のびのびと一人、大の字で寝たのでした。

アリさんがおうちに侵入してきたけれど、すごく快適な滞在だった。
期待していた以上に広かったコテージ。
ドタバタ走り回っても、普段みたいに怒られないから子らも
うれしそうだった。また来たい、と言う。


暖炉を使うような、秋頃もいいだろうな。

昼寝と散歩と読書三昧。いいなぁ。
私もまた来たいな。いつか来よう。


と思う。


「ママ、アリが来なかったらこのお家欲しい?」とアヤ。

「もちろん!でも場所はここじゃなくて、富士見とか茅野の方が
便利かも。それに1100mは、ちょっと標高高すぎかな。
あと、キッチンがもっと広ければいいんだけどね。」と私。

何をゼータクな妄想話してるんだ、ときっと脳内で考えつつ
隣で黙って新聞読んでるだんな君。

(オンナ40過ぎると、人の心もピンポイントで読めます。)






翌朝チェックアウトして、敷地内のブーランジェリーでパンを買いました。



五穀のピタと、オリーブとローズマリーのパンなど。

オリーブの方はもっちりした生地もオリーブも美味しかった。
朝ごはんを食べてまだ間もないというのに、
トレッキングのお昼ごはんの一部にするつもりだったのに、
結局車内でみんなでつまんでしまったのでした。



つづく
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