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きらきら さらさら 流れていく日々のこと
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上高地で、リンゴをおいしそうに丸かじりしている
かわいらしい女の子を見かけたの。
ポニーテールに結ったその女の子の
かわいらしさにも惹かれたけれど、
リンゴにも惹かれた。
長期冷蔵ものなどではないのは、
その黄みどり色と赤の、ステキなグラデーションで
去年のちょうど今頃、鹿教湯温泉の八百屋さんで
見つけた早生りんごと同じだというのは
すぐにわかったわ。

冷たい湧き水を張った桶の中でぷかぷか浮いていて
おいしそうだった。
帰りに寄り道をしたサラダマーケットでも見つけて
うれしくなる。

私は高級メロンが苦手なオンナ。
(まくわ瓜のようなハネデューメロンは好き)

ねっとり甘く柔らかな桃にも実は心は動かない。

カリッとした固い桃が好き。
ここには、普通のスーパーなどでは
絶対に売っていない、
私の好きな固い小ぶりな品種の桃が売っているの。

今年もありました。
嬉しくなってしまうほどのお手ごろな価格。
リンゴとともにかごへ入れる。
お宿についたら食べたいなって思って。

以前、レジの女性が
見かけは普通なその桃をレジに持ってきた私に
申し訳なさそうな表情で、
「これはね、固い種類の桃なのよ。いいかしら。」と
言ったものだ。

いいですとも!!いいですとも!!
だからこそ、欲しいの。

大切に紙なぞかけてもらい、人間に至れり尽くせりの
お世話されて育った桃ではなく、
どこかその辺の野原や民家の庭先で、
すくすく自力で実った、そんな感じの引き締まった桃。

今年も出会えてシアワセだったわ。
自家用車だったらあるだけ買い込んでしまったと思う。
ところがオットはこういう小学生のような桃には見向きもしない。
彼はとにかく甘くねっとり柔らかで、
周囲に甘い甘い芳香までも放つ、
まるで熟女のような桃が好き。
人間の熟女には興味はないそうだが。(笑)

時々食べ物の好みが大きく相反するオット殿。
最近は、我関せずと、自分の嗜好優先のツマ。
つつましくオット殿に全てを合わせるなんてことは
食生活については皆無な私。

ちょっと前まで、走りのリンゴというのは、
どんなに早くても9月の半ばのサンサだったはず。
でももう、8月からリンゴが収穫できるようになった日本。
農業の進歩はスバラシイなぁ。

川島なお美嬢は、『私の体はワインでできてるの』と
公言されているけれど、

秋冬は佐織さんちのりんご。
冬の終わりからは恩賀さんちのはっさくとネーブル。

我が家の子らは、りんごとはっさくが主原料の母乳で育ってる。
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7年ぶりの上高地。

冬に足を踏み入れることは、私にはできないけれど、
春、夏、秋、どの季節も本当に本当に、きれいな場所。
別天地、という言葉はまさにこんな場所の事をいうのだなって思う。
アップダウンは基本的にないので、小さな子ども連れでも、
風景や森の匂いを心ゆくまで楽しみながら
散策できるの。



標高の高さを物語るお菓子。
アヤのお気に入りのおせんべい、きな粉餅。
袋が気圧の変化でぱんぱん!


到着初日は乗鞍岳でちょっぴり頭痛がして、息が切れて、
軽い高山病になってしまって。
普段は海抜ほぼ0mのところに住んでいるのに、
2000M級の山々のてっぺんにいきなり到着したら、
さすがになかなかすぐには順応できないわよね。
でも一晩眠ったら、復活!
上高地では通常モードでした。

今回はかなりアクティブに長野県内を縦断。
大好きな諏訪地方、中信エリアには立ち寄れなかったのだけど、
移動距離は相当なもので、濃く信州の自然を満喫できました。
軽井沢などなど、おしゃれなエリアとも一切無縁の旅。
ずっとトレッキングシューズにナップサック背負ってました。


一泊目は奥飛騨温泉郷の中の、さらに奥の、小さな山間の旅館。
窓から焼岳が正面に。
まわりには朴葉の木が茂っていました。
鮎に味噌を塗り、朴葉でくるんで焼いたものや、
飛騨牛の朴葉味噌焼というような、
豪華系ももちろんおいしかったけれど、
宿のおばあちゃんの作る自称「田舎料理」の
小さなお料理の数々が印象に残ってる。
裏庭にたくさん自生してるというミョウガを薄味で
サッと煮て、柚子胡椒で風味をつけたもの、
山の葉っぱのてんぷら。和え物。お浸し。などなど。
敷地内を歩いていると、
みなその辺に自生していたり、畑に植えられていて、
こういうのがものすごくうれしかったりする。
誰かの言葉で自分の住んでいる場所の、
体に必要なもののすべては一里四方にある、
というようなことを聞いた事があるけれど、
本当なのだなと思う。
そうそう、信州の郷土料理を語るにははずせない食材、
蜂の子も食べました。
人生初。そしておそらく最後かな。(^_^;)
濃く煎り付けてあったから、その小鉢の中に、
素材を連想させるものは一切なかったわ。

シンに、

「シン、今ママね、蜂の子食べたの。チューしようか。」

ん~~~~と口をむけたら
後ずさって、フンっと顔を背けるシン。(笑)

夜、皆がスースー寝息を立てて眠ってしまったあと、
1人でもう一度温泉へ浸かりにいく。
露天風呂には灯りに吸い寄せられて、
虫が一杯いたので内湯へ。掛け流しのいいお湯でした。

出てきて、大切な方に絵葉書を。


こういうところに生まれていたら、
もしくはお嫁に来ていたら、
今頃旅館で働いているのかな~、
なんて想像もしてみたり。
地元の婦人会にでも入って
村おこしのための何かをゴソゴソ作っていたのかも。

疲れているはずなのに、
なかなか寝付けないまま夜は更けていったのでした。



旅行中、至るところにまだちっちゃかったアヤを連れて
出かけた場所が。
そのアヤも11歳。そして家族も5人に増員(^_^;)
月日の流れは早いなぁ、とちょっとシミジミ。


☆☆☆


島崎藤村、夜明け前のその有名な文頭のままに、
本当に木曽路はすべて山の中よ。
山間を縫ってひたすらのびる国道。
信号もなく、運転していると本当に眠くなる道路。
それでも少し、以前よりはお店が増えた気がしました。
国道脇を流れる川を越えて、1本入るとそこには
奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿、などなど、
情緒溢れる宿場町も点在。


西尾酒造のお酒をいろいろ試飲させて頂いて
1本、お土産に買いました。
そして県境を越えて、岐阜県へ。
くねくね山道を辿っていくと赤沢自然休養林という、
ヒノキの香りに包まれた、ステキな森があるの。
本当に山奥で、東京からここを目指して遊びに行くのは
遠すぎて残念ながらちょっと難しい。
岐阜、長野周辺に住む方々の特権ね。
森林浴、ハイキング、渓流遊び、森の中をトロッコ電車も
走っているし、老若男女、みんなが1日充分楽しめる。

10年位前に来た時は
午後になって雲行きが怪しくなり、雷がゴロゴロ鳴りはじめ、
ザザーーーッと突然夕立が降ってきたの。
ビジターセンターで、避難してきた人々はみんな
その激しい降りに目を釘付けにしながら
無言で眺めていたのだけれど、30分もせずに雨は上がり、
薄日も差してきて、みんなほっとして、また各々外へ出た。
一雨降って、気温はすっと下がり、
と同時に森の香りはさらに濃厚になって、
その時深呼吸した香りはずっと忘れられなかった。
再びここに来る事ができて、心からうれしかった。

あの時はトロッコ電車に乗ったけれど、
今回は歩いた。



あの頃はあっちから手を振って、
今日はこっちから、その振りに応える。



ゆっくり歩いているからこそ発見できる
あんなもの、こんなもの。
妙に色っぽい、木の根っこ。
森の中、おんなじポーズをまねっこしてみたりする
私。




「うわっ!ママッ!」

マユの叫び声に前方を見ると、ヘビ。
にょろにょろ~~と道を横断。
ヘビはこっちに向かって流し目しながら
ゆっくり草むらへ逃げていきました。
小さめだったのでまだ赤ちゃんかな、と
動揺しつつも写真へ収める。

家に帰ってきてアヤの図鑑で調べたら
なんとこの模様のヘビ、まさに、マムシでした。
しかもこのサイズ(50センチ位)で
充分オトナだとか。(^_^;)
ちなみに帰宅後、宿題の絵日記を書いたマユ。
旅行の事を何か書くんだって、出発前は
張り切っていたのだけれど、
書いたものはこのヘビの事。
どどーんと大きく紙一杯に、
太く、長い、
大蛇が描かれておりました。





私の記憶の中にある松本は、8年前の松本。
古いものと新しいものが混在していて、
その混沌とした雰囲気がなんとも言えず、いい味でした。

今回その松本市を久々に通り抜ける。
ちょっと見ない間に中心部は区画整備され
すっきりきれいににぎわって、
生まれ変わっておりました。

でもいつも渋滞していた渚の交差点は、やっぱり渋滞。(笑)
そこでふと思い出したことが。

あの歯医者さんは健在だろうかっ!

8年前、長野を離れる時に、
私の好奇心は満たされないまま、解決されないままで、
それがとっても心残りでずっと記憶の片隅にあったことよ。


確かこの辺。
そう、この辺。

おぉっ!!あったあった!!




石焼芋と歯医者さん。
うぉぉぉっ!
健在!
やっぱりあった!今でもあった!
本当に売っていたのね!

ものすごくうれしかったわ。
この再会。

しかし何故歯医者さんで石焼芋なのかしらっ

以前は駐車場入り口に、『石焼いもあります』の
手書きの立て看板だったの。

そこの敷地には歯医者さんしかなく、
はじめてその光景を目にした時は、
焼き芋と歯医者さんのつながりを
頭が納得しなくって、

松本へ出向くたびに、
渚の交差点を通るたびに、
私の目は釘付けだったの。

ほ、本当に売っていたのね。。。

とってもおいしい焼き芋で、地元では有名なのだって。




こんな風に、白衣を着た衛生士さんらしき方が
売ってくださるそうです。

この画像をお借りした方曰く、

これぞ本当の、いしやきいも。 医師、焼き芋。
(笑)

ただね、この件について、
歯医者さんが焼き芋を焼いてるのではなく、
焼き芋職人さんがついでに歯医者さんやってる
という事で、
この歯科医院の主語は焼き芋らしい、
とおっしゃる方もいるそうです。

ははっ!

帰宅後知った事柄なのだけど、
これも私にはステキな旅の余韻よ。



5月の連休にもお出かけしたばかりだけど、
子供達のリクエストで、
ていぱーくへ再び。

近くて、涼しくて、引率の私も疲れないし、
平日の午前中というシチュエーションで
ほとんど貸切状態でした。

郵便配達バーチャルゲームをしたり、
ダイヤル式の電話をかけたり、
パソコンではがきを作ったり。

黒電話は私が独身時代には、
確かまだ実家の2階にあったのだけど、
今の子ども達にとっては

『なんだかレンコンみたいなのがくっついてる黒い電話』
と、
大昔の遺産に思えるみたい。

子ども達が上手くダイヤルをまわせず(!)
何度もやり直してるのを見てると
なんだかすごく不思議な光景を眺めてる気分よ。
自分がどこからかタイムスリップしてきちゃったような。
(^_^;)

私は3階の奥の方にある、世界の切手のコーナーが好き。
いろんな国の、いろんな時代の切手を眺めると
興味深くて飽きない。
平和な国、紛争が続く国。
自由な国、そうではない国。
切手のデザインにも、各国それぞれの世相や
文化、キャラクターがよく表れてる。

イギリス領ピトケアン島のファイルも
見つけたので「おっ!」と思い、眺めてみました。
タヒチ、フィジーの近くの南太平洋の小さな島国。
映画にもなった史実「バウンティ号の氾濫」
で有名なこの島。
やっぱりバウンティ号のデザインの切手がありました。

ラムネちゃんがかわいくて仕方がないアヤは、
五月に来た時、ニュージーランドの切手に
インコのデザインを見つけ大喜びしたのだけれど、
また再会して喜んでたわ。

連絡を取り合う手段も、
手紙ではなく電子メールが主流になりつつある今、
こういうステキなデザインの切手も
段々と減っていってしまうのかな、と
ちょっと淋しくなりました。

またゆっくり眺めに来たい。




お土産にこの真鯖の切手。
美しすぎ。一目惚れ。


普段の私一人だけのお昼ご飯なんて、

あれば前夜のおかずの残りとか、
納豆や海苔やシラスとか、
食パンにカフェオレとか、
朝ご飯と大して変わらないような
簡単も簡単、超簡単なものばかりだから、
普段、給食やお弁当を食べてる子供たちの
夏休みのお昼ご飯作りというのが
すごく悩みどころ。

どうでもいい1人分のご飯はものすごく簡単だけど、
どうでもいいご飯複数分というのはものすごく難しい。
というか、作れない。(笑)

チャーハン、そうめん、お蕎麦、焼きうどん、焼きそば、
などなど、この辺りを中心にぐるぐるローテしているけれど、
マンネリ感がそこはかとなく漂い始めると
時々はイベント的に、
非日常的に、ホットプレートでクレープランチ
なんてことも。
この日の具は、
ハム+チーズ、バナナ+生クリーム、ツナ+チーズ、及びジャム。
クレープなんて、お祭りの夜店でもめったに
買ってもらえないものだから、
みんなあまりにもうれしかったらしくあれこれ食べ過ぎて、
午後は胃がもたれていた模様。(^_^;) ははっ

そんなわけで次の日のお昼は、
ご飯をたいてセルフおにぎりにしました。
自分で作ったおにぎりはスペシャル感がプラスされて、
3人ともみんなうれしそう。
よかったよかった。

おにぎりといえば、
ランチタイムの食堂やうどん屋さんで、
普通の1人前じゃ量がちょっと物足りなくて
『おにぎりもつけてね~』と、
男の人が元気よく注文しているのをたま~に見かける。

健康そのものという感じにガタイのよい殿方が、
「もう一口何か」のプラスαに、おにぎりやお稲荷さんを選ぶ、
こういうさっぱりとニッポン的、清潔な
嗜好と食欲を見かけると、なんだか清清しいキモチ。
好き嫌いなく、なんでもパクパクと、
ご飯を食べる男の人は見ていてすごく気持ちがよい。

ムキムキマッチョな人がテカテカして
肉!肉!と焼肉屋さんでガッツリムシャムシャ食べる姿は
なんだかちょっと怖い。

メタボやお行儀の悪い人の旺盛な食欲というのとも、
別の意味で怖い。

でも部活に青春燃やしてる育ち盛りの男の子が、
ボリューミーなバイキングのお店とかで、
お皿をお肉でこぼれそうに山盛りにしてるのを
見るのは好きだわ。
(^^)

今日のお昼は甲子園中継を見ながら。

体育会系高校男子!

おにぎりランチだったら一体いくつ入るのかしら。

昔々、二十歳の頃。
2年前までまだ高校生だった私だ。
夏の甲子園を見ながら
あそこにいるあの子達はもう、
自分より年下であるという事実に気付いて
ものすごい衝撃を受けたのだけど、
今となっては、あの子達、
とうとう私の年齢の、半分よりも下なのよね~!

最近、一生懸命な姿というものにめっぽう弱い。
負けたチームの涙に、一緒に涙つるして
食べたおにぎりでした。



涼しげな、海のほら穴。

ほら穴とはいわないかな。こういうのは洞窟というのかな。
ひんやりしていて気持ちよさそう。
入ってみたい。
心惹かれる。
小さなお魚も泳いでいそう。


海水浴のおデイト中に、こっそり忍んでチューでもするには
最適な場所、というような感じもするのだけれどね。
(笑)


それにしても暑いっ!

もう一度読んでみたいのだけれど、
どうしても題名を思い出せない本がある。
あらすじから検索できるサイトでもあればいいのになぁ。

彼女が彼に惹かれはじめるきっかけとなった、ほんの小さな仕草の瞬間が、
実はそれはあとから、彼が犯人であることに気付く事になってしまう
悲しい事実に繋がっていくのだけれど、
その仕草というのが、言葉なの。

生粋の由緒正しいイギリス人の彼。
ある日用事があり、彼に電話をした彼女。
誰かに取り次いでもらうのだけれど、
電話口に段々近づいてくるにしたがってもれ聞こえてくる、
彼が誰かと話している声は、いつもと違うどこかの国の訛りが
かすかに混じった英語なの。
出た瞬間、彼女であることに少し狼狽し、でも彼は見事に
取り繕っていつものきれいな言葉に戻る。
で、
ほにゃならかほにゃらか、まぁいろいろ話は発展し。。。


う~~ん。何か手立てはないものか。

最近ようやく本に意識をむける時間の余裕が出てきたわ。
時間が取れたら読もうと思ってた本をあれこれ思い出し
午後、図書館にネットで数冊予約。
とはいえ夏休み。
なかなかじっくり腰を落ち着けて読む時間はなくって。

私が本を読んでると、
『ママ、これ読んで~』とワラワラ3人が寄ってくる。
シン、マユ、のみならずアヤまでも。
でもアヤの場合はちょっと違う。
手にして差し出してくるのは、漫画。
怪奇現象、たたり系、幽霊系の怖い漫画よ。
最近流行っていて、貸し借りまでしてるらしい。

『ママ、これ怖いよ。読んでみて~』


拒否すれば心を傷つけてしまうかも、と
これも『夏休みの仕事@親』と、
ササッとだけど、一応読む私。





久々に浴衣です。

紺地の帯が欲しくなりました。
白く、小さな織か模様がある帯。
白地に紺でもいいな。







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