最後の初恋 2009/03/23__13:54

最後の初恋、ようやくレンタル。

ここ１０年近く、映画には、ほんと数えるほどしか行けなかったら
見逃してたものをネットでレンタルできて、
観る時間も夜更け限定とはいえ、確保できるようになって、
すごくうれしいわ。



ん～～～～～～～。




やっぱりかっこいい！
昔もかっこよかったけれど、
ミドルになってから、もっともっとかっこいい♪
私は女子高生の頃からリチャードギアのファン。
（＾＾）

ストーリーはなんだか出来過ぎているので、
最後まで傍観してるような物足りなさもあったけれど、
でも彼のかっこよさを満喫するにはもってこいでした。
海もきれいだったし、
おかげ様でこの晩は寝付きもグー。

ステキ♪

でもShall we dance?のほうがいいな。
ストーリーのエンターテイメント性も、
ギアのかっこよさも際立ってた。

最後の初恋の方はね、なんだか突貫工事的に
撮影したような雰囲気も否めない気が。。。



ちなみに私、小泉元首相も好きなのだけど、
やっぱり似ていらっしゃるからかしら。
ギア氏ご本人もそれは認めていらっしゃるそうだし。





もうワンショット。やっぱりダンディ。（ホレボレ。。。）




☆☆☆

恋は遠い火の花火、のあのＣＭの頃から、
長塚京三さんは今もとっても魅力的。



でもでも。
同じくハムの人の頃からファンだった別所哲也氏。

ちょっと前まではこんな風に、



御歳重ねられて、深みを増した殿方の色気というか、
魅力を感じてたのだけれど、

こないだテレビと新聞でお見かけしたら、



私の苦手なおひげが生えていた。。。
お顔周りの肉付きもよくなったと思うのは気のせいかしら。
（千の風になって、の人かと一瞬思ってしまった）

トークの内容は、変わらずにとても興味深いし、
爽やかでステキなのだけどね。
（good morning Tokyo by FM tokyo などetc...)


あぁ。何故におひげなの？


忙しく、何かに一生懸命打ち込んで一日を過ごされた殿方の、
夕方のうっすらファイブシャドウなら、
まぁ別の色気があるものだけれど。



だからと言ってはなんなのだけど、
最後にやっぱりもう一回。



ん～～。

再びホレボレ♪

と、

阿闍梨餅をお供に。




京都のお土産で、頂いたならうれしいもの。

あんこのない皮だけの八つ橋（生＆ドライどちらでも）、
蕎麦ほうろ、
そしてこの阿闍梨餅よ。

誕生日 ＠ ６才＆４０才 2009/03/22__10:34

今日は、シンと私の誕生日。

ウムウム。
メデタイメデタイ！

４月から晴れて１年生のシン。
いろいろなことに興味を持って、小学生という
ゴールデンな時期を思う存分楽しんでほしいわ。
小学生としてのオツトメを、しっかりとこなしているなら、
あとは自由に好きなことだけをしてほしい。
私は文化教養的な習い事などをあれこれ薦めたり、
させてあげたりするタイプの母ではないけれど、
これから大きくなるにしたがって、
段々と、それこそ自由と呼ばれる時間は少なくなってしまうから、
自由な時間をどう過ごすかを、自由に自分で決めて、
自分で好きなように過ごしてほしいと心から思う。
それが例えばゲームでも一向に構わないの。
（＾＾）

ただし、日本に生まれたからには義務があるのよ。
まずは手始めに、教育。
そして就労、納税の３大義務が続くのだ。
守ってもらっている人は、守らねばならないものもある。
自由な時間というものには、自己責任も内包しているの。
やる事をやらない時は母は鬼に変わる。
やってはいけない事をやった時も、鬼に変わる。
と、きつい事を言ってるようだけど、
でも当たり前の事よね。

彼らの意思に対して、私の意思の押し付けは一切しない。
アドバイスはする。
でも善悪のしつけについては、
（遊び部分もかなりあるけれど）厳しいと思う。

子供を育てるって、自分の子供時代と向き合う事でもあって
それは、今までの人生を反省させられるから（＾_＾;）
時々はかなりハードだし、自信なんてないけれど、
誰でもそうよね、おそらくたぶん、きっと。（と前向きに）

私の子で生まれてよかったと思ってもらえるかどうかは
わからないけれど、
まぁこれも縁あって親子なのだから、
いつか巣立っていくまで、楽しく過ごしたいなと思うわ。


☆☆☆

そして自分ね。

「ようやく少し、手が離れるね～。何をするの？何かお仕事するの？」

などなど、ここ最近、いろんな人に聞かれる。
仕事してもいいなって思う。
私と親しい人はみんな、知ってるけれど、
一流と言われるホテルで、完璧なルームメイキングという仕事も、
じつはとっても興味があって、やってみたいの。
かなりいい運動になるそうよ。デスクワークより健康にもよさそう。
そして、
退職した時に登録はしてあるから、本気ならばパート位はあるかもしれないけれど、
子供の用事で休んだりする事があるうちはやっぱり多大な迷惑をかけるので、
ああいう種類の仕事はできない。
というか、でもね。１０年ひと昔。今でさえ浦島花子。
それができる頃には、私、何歳？
さらにさらに浦島花子ばあさん。
使い物にはならなくなってると思うわ。(~_~;)


まだ誰にも話してはいないのだけど少し勉強しようと思ってる。
将来の自身のチカラの為に、その資格を取ろうとしている方々とは違い、
無欲でただ興味あるのみの、生産性は全く無い私の勉強。
だからすごく気持ちはラク。
そして、だからこそ心から楽しめそうな勉強のような気がしてワクワクする。

そろばん　　　　　　　→　心から感謝してるけれど、親からの要請。
英検、秘書検　　　　　→　就職の為の、ある意味打算的取得。
上級（とある業界用語）→　オツトメ時代、上司からの強制と昇格の為。


取っておいて無駄ではけしてなかったし、役にも立ったと
もちろん思っているけれど、準備中は義務的負担感を感じた勉強だった。
でも今回は、意に反したものが無い純粋に楽しめそうな勉強よ。
私は、趣味や好きな事を仕事にしない人生を選択して、
今もそれでよかったと思ってるし、
もう一回人生をやり直すとしてもそうすると思う。

進んだ先には中国語とフランス語も待ってる。
４０代の、物覚えも回転も鈍くなった脳みそで
どこまで進めるかはわからないけれど、
負担感を感じないで楽しめるところまで、楽しめたらいいなと思うの。

そして、ご褒美的には。
時々ゆきこさんや江崎さんに、お菓子とお料理を習いに行きたい。

そしてもう１つ。

ゆりこちゃん、りほちゃんのママに数年前から誘われていた
ＰＴＡのバレーボール！
４月よりとうとう始動よ。（笑）
知らない間にルールがすっごく変わり、しかも９人制。
でも高校時代の仲間もみんなそれぞれの場所でやってる。
オツトメ時代の同期も実は何人か。
対戦する可能性が無いわけではない。なんてスバラシイ！（笑）

その昔、学生時代に体育会系だった人は口をそろえて言う。

「どうして運動するのにわざわざ高いお金を払って、ジムに行かなくてはいけないのか」

私もホントにそう思う。
団体競技はさらに難しいから、せっかくのいい機会だから
シンの卒業までの６年間、楽しみたいな。
ちょうど春のモデルチェンジの時期。
旧モデルが割り引きなの。（＾＾）
久々にバレーボールシューズを眺めて、
なつかしいミズノにしようかアシックスにしようか品定め中の
春なのでした。

卒園 2009/03/18__16:26

なんてかわいい、お別れ会のお菓子。
一口もらおうと思ってちょっと居間を離れたら、
戻った時にはすっかりシンのお腹の中へ消えておりました。

☆☆☆


今日１８日は、卒園式。
今月に入ってから、卒園に向けてのいろいろなイベントが
次々に入ってきて、
私は自分の手帳がその予定たちで埋まっていく度に、
すごくすごく切なくて、
あえて卒園から意識をそらしていた感じ。

最後の組懇談会。
最後のおはよう当番。
最後のママたち総勢４９人とのランチ会。
最後のお教室の大掃除。
ファイナルコンサート。
お別れ会。
そして、卒園式。

泣かないって決めていたので、泣きませんでした。
でも最後の最後の先生のぎゅっ、の時に、
いつも元気いっぱいなこうちゃんがえ～～～ん、と
泣いてしまったのを見て思わずじわっとしてしまったけれど。


晴れて暖かくて、本当にステキな一日。
待ちに待ったシンの卒園と入学。
でもその日が来るのはやっぱりちょっと寂しくて。。。
心は複雑。刹那。。。


春は心が乱れます。



そして夜にかかってきた一本の電話。
アヤのクラスの常務役員のお母さん。

在学中、誰しも一度はやらねばならないと決まっている
ＰＴＡ役員。
５年間、忙しいのを理由にずっと逃げてきた私。
もちろん、例外は皆無。
このワタクシとて逃げ切れるわけもなく。。。

来年度の○○部、ほぼ決定。（ヒェ～～～～）
半分覚悟はしていたけれど、
一気にセンチメンタルとは程遠い夜となりました。
まさしく心は春の嵐の夜なのでした。

京子と 2009/03/12__16:33

久々に晴れた今日は、お昼に銀座へ。

京子とご飯を食べに行きました。
お互いまもなく三十路とおさらばなので、
四十路へ向けての壮行会というか、来し方行く末の総会ね。
そうしたら！
仕事＆夢に邁進している京子に、なんとご馳走してもらっちゃった！！
本来ならば私がおめでとうと、ねぎらってあげるところなのに。
でもでも、
心からありがとうね！
ランチ、とっても美味しかったね！
次回は５月の連休明けあたりに。
そしてその際の幹事その他は、ワタクシに。（＾＾）

お誕生日に欲しい物は何かある？って話していて、

この頃すっかり物欲は、消えたんだよ～
私も～

なんて清貧な主張を言い合う。

でも京子はムスコ君達からキュートなマカロンを頂く予定とのこと。
ご本人様は否定していたけれど、ご主人様からもきっと何か来ると思うわ。

私はおそらく子らからは、肩もみ券あたり。（＾＾）
依然として右肩負傷中リハビリ中のハハとしてはこれが心からうれしい。
ちなみにうちのオット殿は、結婚前からそういうことには
まったく気が利かない人なので、
催促（キョーハク）すればおめでとうの五文字ぐらいは言うかしら。（笑）

でね、自分で自分に買う予定のプレゼントがひとつ。
今年は意外にミーハーな私。（＾＾）
それはコレなの。



うふふっ♪
ご存知の方も多いことでしょう。
そう、デスパレートな妻たちで人気爆発したあのセレブ手袋。
今更なのだけど、夜中に見てた時から欲しかったのだもの～
ただのゴム手袋も、これだけかわいかったなら、
家事の楽しみも増すというものよ。
プランタンに売っているのは知っていたので
寄れたら寄ろうと思っていたのだけど、
危惧したとおり、あまりにも話に夢中で
すっかりシンのお迎えにも遅刻しそうになってしまい断念。
（お迎えダッシュ常習者）

そのうち必ずや、ゲットしに。

満月 2009/03/11__22:22

「昨夜未明」という、ニュースでよく耳にするこの言葉。

昨夜未明の「未明」の意味についてふと考える。

まだ夜が明けてはいないという意味？
何時だか明らかにはなってないという意味？

どっち？
この歳でこれを知らないという事はやっぱり、
ちょっとというかすごく恥ずかしい事に違いない。
後でちゃんと調べよう。


昨日の夜遅く、といっても日付をまたいでいたので、
もう今日のことなのだけれど、
リビングで本を読んでいたらそのまま眠ってしまい
目が覚めたら午前二時半だった。

加湿器のお水が空っぽになっていて、
空気が乾燥しているのが鼻腔にヒシヒシと感じる。
あぁまたやってしまった。。。
ちゃんとベッドで寝なくちゃ、とよろよろと起き上がる。
同じくソファで寝てたオットも起こす。

でも、

びくともせず。

ご自身で毛布はかけていらしたので
風邪は引かないだろうと、けして意地悪心ではない放置をする事に。
だって起こすと機嫌が悪い上に、結局起きない確率のほうが高いのだもの。

子供たちの寝相を見回って、掛け布団を直す。
そして自分の寝室に入ったら。。。
びっくりするほど明るかった。
カーテンが開いたままの窓から青白いお月様の光が
四角い窓の形をそのままに、
白いベッドシーツに写ってた。

窓の向こうを見ると、ちょうど真正面に光り輝く見事な満月。
とてもきれいだった。
布団に入っても見えたから、そのまましばらく見惚れていたわ。
また眠ってしまうまで。

そして約３時間後、目覚ましが鳴る。
起き上がってチェストまで歩いていき、アラームを止め、
出窓の外を眺めたら、
昨夜より大きくさらに立派になった満月が煌々と輝いていてた。
久しく見たこともなかった、本当に目が覚めるような、
立派な立派なお月様でした。


これは、３月のとある日の、私の自墜落な
夜更けから夜明けの数時間のこと。

南の窓から西の窓へと月はゆっくりと動き、
私はその３時間のあいだ眠り、夢を見ていた。


子供の頃は、よく眠る子だった。
だから、昼より夜の方が長いものだとばかり思ってた。
でも白夜の国以外そんなことはなくて。
昼も夜も時間の長さは同じだって、知ったのは、
高校時代に試験勉強で徹夜めいた事をした頃かな。
広大な試験範囲を前にして、
夜が明けていく速さに、あせった日々。（笑）


☆☆☆

カムチャッカの若者がキリンの夢を見ているとき
メキシコの少女は朝靄の中でバスを待っている
ニューヨークの娘が微笑みながら寝返りを打つとき
ローマの少年は柱頭を染める朝日にウインクする

夜明け前に目が覚めた時、いつも思い出すこの朝のリレーという詩。
私が昔、中学１年の頃に覚えたこの谷川俊太郎の詩を
アヤが今、すらすらと暗唱している。
あの時私は１３歳。
そしてアヤはもうすぐ１２歳。
私が子を生み、その子がもう１２歳。
そして私はもうすぐ４０歳。
　


寝ぼけ顔で新聞を取りに降りながら、ふふっと思う。


きはるさんから教えて頂いた、
アバンティでの夏木マリさんの話が
深く心に残ってる。
最近は車の生活から遠ざかっているけれど、
数年前までサウンドアドベンチャーと一緒に
毎週日曜日の夕方には、欠かさず聞いてたわ。

その通りだわ、と
ずっと残っているからなおさらのこと、
日にちをおいて、
この夏木マリさんの口説き文句を、
私の人生の、すべてのベクトルの目標にするって決意した
早朝よ。

思い遣るすべのたづきも今は 2009/03/10__12:22

朝の混雑の終わった駅で、
角を曲がる時に、
ちょっとだけ振り返った。


少しがっかりして、
少しホッとする。


快晴の地上に向かってゆっくりと階段を上る。
抜けるような青空。



「今何時ですか？」
「１３時４５分です。」

唐突に思い出す。

小さな会話も、
自分の靴音も、
その日の空も、気温も、声も、
はっきりと。