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きらきら さらさら 流れていく日々のこと
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うちのだんな君のお着替え&ご出勤後のたんすは、
いつもいつも、扉と引き出しが開けっ放しである。

私はそのことを、
湿気対策に彼がわざとそうしているとずっと思っていて、
えらいな~と、感心までいたのだけれど、
先日改めてその様を眺めていたら、
なんだか微かな疑念が湧いてきた。


なので、その夜、勇気を出して聞いてみた。



「たんすの引き出しなんだけどさ。
湿気らないようにわざと開けてあるのでしょ?」


「違うよ。」


「え”ぇぇぇぇ~~~~~~~。そうなの?じゃぁ何で?」




「めんどくさいから」



(*_*;





と、以来そんなわけで
毎朝泥棒が物色したようなたんすの引き出しを
バンバン閉めていく、という新たな朝の用事が生まれたのであった。


☆☆☆

朝の出勤前は一分一秒たりとも無駄には出来ないの。

5時半起床。
新聞を取りにいき、
朝ごはんの用意をし、
こども達のお弁当3個作り、
食卓を片付け、
各部屋を整え、
洗濯ものを干し、
花に水をやり、
お風呂を洗い、
トイレを掃除し、
アイロンかけて、
掃除機かけて、
らむねっちのお世話をし、
それから自分のご飯、そして身支度。
(この時点の余裕で、私のメイクの盛り加減が変わるのよ。)


買い物して帰ってきたら連絡帳に目を通し、
宿題するのを監視し、
明日の用意を指示し、
洗濯物を取り込んで、たたんで、収納。
そしてご飯の支度などなど、主婦業後半の部へと続く。

だんな君はとても激務。日々大変。これはよくわかる。

でもさ、私だって朝の5時半起床から夕食の時間まで、
1回も座らない日が週の半分あるのよね~

やっぱり開けた引き出しを閉めることぐらい、
ご本人様にやらせようか~~


やらせて当たり前じゃんという友達多数。
そこまでやってあげるなんて信じられないという友達多数。
多数というより100%。




でも違うのよ。





開けた引き出しは閉めてね、と
イチイチこんなことを口にするのがめんどくさいのよっ

手を洗ってね。(手を洗え~!)
宿題やってね。(宿題やれ~!)
プリント出してね。(プリント出せ~!)
おもちゃ片づけて。(片づけろ~!)
時間割やってね。(時間割やったでしょうね?)
鉛筆けづってね。(けづったでしょうね?)
歯を磨いてね。(歯を磨け~!)
お風呂入ってね。(お風呂入れ~!)
脱いだものはちらかしっぱなしにしないで。(やりっぱ、ちらかしっぱ禁止っ!)
早く寝なさいね。(早く寝ろ~!)


※ ( )カッコ内は3回目以降のセリフ。

子供達に毎日嫌というほど言ってる、
「○○しなさいね、やってね、」というこの類のセリフ。





な~んでオトナのだんな君にまで、
わざわざ言わなくちゃいけないのかしらねー



(言われなくても自分でやれっ!!)






と、あやこさんから頂いたオトナのギモーヴを
食べながら心の中で一人悪態ついておりました。

ドライストロベリー味♪とってもおいしかった!
ありがとうね!!

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最近テレビはこればっかり。



こんなことを言っても仕方ないけれど
なんであ~んな、「だめんず」なんかと結婚しちゃったのだろう。
プロサーファーのプロって。。。
なんだそりゃ?というかんじ。




あの痩せ様、
あの肌の荒れのすさまじさ、
そして、あの首のしわ!

あの首の横ジワは、30代の女性のそれじゃない。
昔のキュートさは影も形もなくて、しなびてしまってる。


執行猶予3年の間に、
心身ともに生まれ変わって、つるんとしたお肌に戻って、
使用前、使用中、使用中止後、
これを身をもって示すことで、
覚せい剤がいかに毒であるかを訴えることを使命に、
芸能界へ戻ってもいいのではないでしょうか。
というのはちょっと茶化し過ぎたけれど、
お子さんはどうか幸せで、と親の立場としては強く感じます。

この事件の影響は、ワタクシにも。

お風呂上りのお顔のお手入れが首、デコルテエリアまで
面積延長拡大。

お顔のお手入れで忘れてはならないのが耳たぶだそうよ。
シンを生んで入院中に、サービスのお顔マッサージを
してもらってる時に聞いたの。

>耳なし芳一は耳にお経を書き忘れて平家の亡霊に耳をちぎられてしまったけれど、
お顔のお手入れも同じです。耳たぶを忘れてはいけません。

>耳たぶは年齢が出ます。若いのにしわがある女性がけっこういます。
台無しです。



というわけでここ最近は、

お顔、首、耳たぶ、そして
新たオムネ及び胸板(?)へも、うるおいチャージなのでした。


 

絶景かな。絶景かな。
10月4日、
京橋の明治屋クッキングスタジオにて、
アメリカンクランベリーのコンテスト本選へ。
エントリーしたと聞いてびっくりしたのはひと月前。

連絡が来て、改めてそのコンテストの詳細を知ったのだけど
提供されている雑誌の名前を聞いて、

今回私が作った料理って、求められてる方向性が
あまりにも違うじゃないのかしら?と、
激しく、どどどっと、動揺してしまいました。

生クリームなんか使っちゃうレシピはきっとはじかれるだろう。

でもね、人生に思い出は多い方がよい。
せっかくだから思い直して行ってきました。


☆☆☆

ブースでの待ち時間に、同席したかたがたと
お話していたら、実は皆さん
私も何度かサイトにお伺いしたこともあった
ブロガーさんだと知り、一気にテンション上がりました。
(来て良かったと思った瞬間)
J吉さん、yukaさん、nicoさん、そして、
この日が初めましてだった、きくりんさん。
気さくで素敵な方たちばかりで、
作っていらしたお料理ももちろんとっても美味しそうだったわ。


そしてね、あのこうちゃんが、審査員でやってくる
というのでひそかに好奇心ふくらませておりました。


程なくして登場されたご本人様。
スリムで、色白お肌つやつやな、優しそうな殿方。

私の方が間違いなく、肩幅は広く、でかかったわ。
(おまけにこの日私は7cmヒール。)

一緒に写真でも撮ってもらおうかしらと
前日ちらりと思ったりもしてたけれど
なんだか草食系男子と肉食系女子のツーショットの図、
みたいになりそうで、やめておきました。(^_^;)




デモで作っていらっしゃったのは
イカのワタとバターの焼き飯。
スタジオ中に広がる焦がし醤油とバターのいい香り。
でもでも、残念ながらイカのワタは、私が苦手な唯一の食材。。。

せっかく作って下さったのだけれど、
心からお詫びしながら、口にすることが出来なかったのー。(泣)
バターをふんだんに使った、パラパラチャーハンだったので、
試食用に取り分けられた紙皿の上でチャーハンはするするっと動く。
普通に歩くだけでつるっと場外へ飛んでいってしまいそうになるから
子供たちには「ゆっくりね。慎重ね」と声かけしつつ
ゆっくり移動させたのだけど、危惧したとおり、
数歩歩いて全部落下させてしまったシン。。。
(こうちゃんごめんなさい)


軽快な彼のトークはどこかで耳にしたような、懐かしい抑揚。
???と思ったら、
実は彼は山形のご出身とのこと。そしていまは仙台にお住まいだとか。
お国言葉は出ていなくても、かすかな抑揚と母音の雰囲気に、
私はかつて住んで暮らしてた宮城の気配を感じたのでした。
懐かしかったです。

☆☆☆

万が一グランプリゲットしたら、築地にお鮨!

だなんて、青写真まで描いていた賞金の10万円!

残念ながらゲットできませんでしたが、
慰労ということでその日の夜はお鮨。

鰯、関鯖、えんがわ、ブリ、うに、中トロ、アナゴ、えんがわ。
大好きな鰯で始まり、えんがわで締めくくった秋の宵でした。





夏が終わり、秋の駒沢体育館DAYもスタート。
体育館前の池の鴨のヒナちゃん達も
この前まではまだ手のひらに乗りそうな位だったのに、
もうすっかり若者のオトナに。
おぉっ!と思い、眺めつつ、
体育館に入ると、変わらぬ60人以上の顔ぶれと、コーチのお顔。
皆さんそれぞれのチームで活躍中。
来月と再来月は試合が続くので、耳を澄ますと試合の話が聞こえてくる。


しかしまぁ~~、20年以上ぶりのジャンプは膝と足の甲に来る。
立ったり座ったり膝の屈伸をするとこわばる。
鮫のナンコツエキス、コンドロイチンの広告についつい目が。
このまま40代をバレーですごしたら私、
きっとおばあちゃんになった頃、
膝にサポーター巻いて、正座できないのよ~なんて、
会う友人会う友人ごとに言っていそうよ。
でもきっとその時は本気で困って後悔なんぞしていない、
そんな困った顔をしていそう。


今日は一緒に組んだ人たちといろんな四方山話。

「バレー再開したら身長伸びたのよ。3センチも。」

「えっ!私もよ!2cm!」

「筋肉ついて、成長ホルモンで出てるのよ。」

「そうよそうよ。」

「私も計ってみようかしら」

こんな話題沸騰!
皆さん全員30代以上の既婚女性よ。


ほ、本当ですかっ!?
私は口をあんぐりと開けて、ただただ聞き入っておりました。



☆☆☆

受付のNPOの男性が、
「あぁ、お久しぶり!今回も正規メンバーにはならないの?」

「はい、私も残念なのですが出席できない日の方が多いようだったのです。」
などと答える。

私はこの駒沢体育館がらみのNPOのどなたかに、
とてもよく似ているのだそうよ。

夏休み前、私を見かけるたびに、
「いや~、○○の○○さんによく似てるんですよ。」
とニコニコと感嘆されていて、
私が来ない日なぞ、
毎回毎回たかちゃんは、「今日は相棒は?」とまで。

そして今日は、周りにいた数人のスタッフの方に、
「ほら、こちらがこないだ話した、彼女。」


そしたらその数人の人たちは、
その言葉を聞く前に、すでに何かを感じたらしい。
目が輝いている。


「そ、そんなに?」と私。

「はい、こういう風に立っていらっしゃるとすごく似てます」
と一人の若い男性。

ブンブンうなずいて、表情で同意する若い女性。

「ね、言ったとおりでしょ!」としたり顔のNPOの氏。

ここまで言われると、その方はどんな方なのかすごく気になる。

「そのかたも、やっぱりステキな方なのですか?」

笑いを取りに質問をした。

「えぇ、もちろん!」(笑)

ハイ、しっかりゲット。

私は誰々に似てると、(その誰々はいろんな知らない人たち)
時々言われるのだけれど、
また一人、私に似た人がいるらしい。
この周辺に。

☆☆☆

体育館を出ると、涼しくさわやかな秋の風。



あぁ。
試合の合間に、よその学校の体育館通路で
みんなでお弁当広げて食べたり、レモンの砂糖漬けを食べた記憶。
汗をかいた顔に風があたる、ひんやりした感触。
レモンの砂糖漬けは、先輩へと毎回当番制で作っていたのだけど、
厚みや甘さすっぱさ加減がそれぞれ違う。
聞かなくても、誰のお手製だかすぐわかったのだったわ。

今日も帰り道、この涼やかな風を半袖のシャツに受けた瞬間、
あの頃自分たちを吹き抜けていった風の感覚までよみがえったよ。
母の握ってくれた、お弁当の大きなおにぎりの味まで。

40という齢になって、
昔に戻ることは絶対に出来ないと、
このものすごく当たり前というか、
哲学的な諸行無常な現象に意識が向く時、
胸がキュッと、切なくなる時もあるのだけれど、
それでもそういう思い出を持っているということは
とても幸せなのだと思う。





夜中の、私の寝室の天井。

近所で映画の深夜ロケをやってるの。
ここ数日、強烈な光線がブラインドの隙間から。
スペシウム光線みたい。
その仕事に、就くべくして就いた人は、
輝いている。
表情から、全身から、そのオーラが出ているからすぐわかる。
あぁこの人は天職を手に入れたんだなって思う。

どんなに好きな事でも、
嫌になることやつらい事、ネガティヴなことも、
たくさんたくさんあるだろうに、
飽きずにやり続ける、やり遂げることができるという事も、
すごい才能よね。
その、過程の、道程の、そして到達した現在までの、
勇気と強い意志をとても尊敬する。

今改めて、小さいけれど再び社会という場で
こういう人たちと出会えることも、
仕事を始めてよかったなと思うことのひとつよ。
微力とはいえ、そのパワーに貢献できて
ものすごく楽しい。
タイミングと縁に感謝。



☆☆☆

人生にはいくつか、特に重要な分岐点があるわよね。

いろんな物事の、大体95%位のことは、やり直しがきく。
でも、その分岐点まで時間を巻き戻すことはできない。
時間は万人に平等で、そして止まることなく
今だって刻々と過ぎているのだけれど、
何かを得る為に、遅すぎても早すぎてもいけない、
重要なタイミングというものも確かにある気がする。
そこには、個人の力ではどうしようもない社会のうねりと
いうものもあるから、
成功する人というのは、才能、努力、そして運。
この3点セットで揃って初めて完成するんだろう。

私は何の疑問も抱かず、積極的に、保守的に、現実主義に、
当然のように普通の会社に就職したけれど、
その時、きっとそれ以降の、この20年の、
下書きに近いものというか
青写真のようなものも同時に、無意識に選んでいたのだと思う。
自分の行いに後悔したことは、(小さいことを除いては)
あまりないけれど、
やっぱり全てを自力で開墾していく人生を
選ぶ勇気を持った人は、本当にまぶしいわ。
手にしっかりと技術をつかんだ人には、心から憧れる。

☆☆☆



それにしても。



「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」


これ、やっぱり真実よね。
本当に大成している人は、限りなく謙虚。
こうなる境地があるんだろう。
それはきっと、確固たる自信と果てない向上心の成せる業。


☆☆☆

ボーボー燃える情熱はとても大事。

小手先騙しの小賢しさに走ったり、
損得で人間関係を構築したり、
そういういやらしい野心を持ったりすると、
絶対にどこかで露見する。
それに騙される人もいるだろうけれど、騙されない人が見てる。


実ってる人というのは、ただ頭を低くしているだけでないのよね。
低くしながら、下をもしっかり見てるのね。
自分の足元を支えてる人たちのことを。



フルタイムは物理的に無理だから、パートで。
とはいえ、人生2度目の仕事。
どういう仕事を選ぶか、大きく二つに分けて考えた。


見栄とプライドなんかが満たされるデスクワーク。

ただただ興味があって、やってみたかった仕事。

両者に収入なんて大差ない。
後者を選んだわ。直感で即決で。

よかった。
心からよかったと思う。
家に帰ってきても、楽しい気持ちだけが続く。

私を選んでくださって、
本当にありがとうといつも思ってる。






~逗子のお友達に会いにそちらへ行くので、再来週の火曜日
もし都合が合えば会いたいな。~

メールをもらっていたIさんと引越し以来、4年半ぶりに久々の再会。
9月第1週の火曜日。
待ち合わせしてお昼ご飯を一緒に。
全然変わっていなくって、元気そうで、うれしかった!

元ご近所のお友達の話や、宇部の最近のあれこれを聞く。

あの「富朝」が消えてしまったそうで、大ショック!!
(超ローカルネタ)

まだ幼かったうちの子ら3人を、買い物に行くたびに
かわいがってくれた、あのおばちゃま達。
どこかでお元気でいらっしゃるでしょうか。
いてほしいなぁ。。。
手作りのお惣菜も美味しくて、
鯛でつくった、着色していない本物のデンプとか、
初めて見かけるいろんな山口のおかず、安くて本当に美味しかった。
私に山口のおかずの作り方を喜んでいろいろ教えてくれたのは
彼女たちだったもの。
富朝のお客さんは、あのテナントの店主店員さんの方々と同世代の、
年配の方がほとんどだったろうから、
私みたいな赤ちゃん幼児連れの若い人(当時はまだ30代前半よ。)
は珍しく、話しかけられて話していると、時々、
自分が彼女たちの、お嫁さんみたい、だなんて思ってしまったこともしばしば。
あちらもお嫁さんの世話を焼いてるような錯覚に陥っていたのではないかしら。というようなこと、多々。(笑)

宇部に遊びに来ていて私に連れられて初めて富朝に行った母は
やはりかなりのカルチャーショックを受けてた。
とはいえ、
あの昭和一ケタの時代を体現した、トタン張りの倉庫のような
風貌と、お店の人たちの温かさをいたく気に入って、
来る度に買い物に行っていたもの。
何よりも安いし、ほとんどが地物で埋まってた。
今でもまた宇部に行ったらあそこへ行きたいわぁ、
なんて言っているのに、なくなっちゃったって
話したらショックだろうな。



はぁ。


あのメルシーも代替わりとのこと。
日本の古き良き時代のパン屋さんだったお父さんの代から、
フランス仕込の息子さんの代へと。
宇部の人々に長らく愛されていた、あの、
甘くて大きなお父さんの作る菓子パンも尊重しつつ、
ブーランジェリーと、名が変わったとのこと。
ちょっとびっくり。
メルシーでパンを買うと、いつもすごくほのぼのしたの。
懐かしいな。あの甘食、そしてUFOパン。


ブレドールは健在。
小さな古い町の住宅街の中にあるパン屋さん。
ここも昔ながらの、普通のパン屋さんで、
近所の年配のおばあちゃんたちからもすごく愛されていた
町のパン屋さん。
カレーパン、クリームパン、あんぱん、ドーナッツ、などなど、
そう、どうってことない、極々普通のパン屋さんなのに、
毎週1回、火曜日の午後4時焼き上がりで、
国産小麦を使ったプルマンを数量限定で売っていたの。
今週は佐賀県産の小麦、翌週はどこどこって、
地元のコミュニティ雑誌に予告されてた。
ありきたりな町の小さなパン屋さんに不釣合いな、
週に1回、午後4時に焼き上げる国産小麦食パンという、
この粋!

それがまたすごくすごく美味しくてね。
好奇心で訪れた私は初回からもぅ、大ファンになってしまい、
とにかく大好きで、大好きで、
しばしばシンをバギーに乗せ、まゆはバギーボードに乗せ、
アヤとは手をつないで買いに行きました。
でも入り組んだ住宅地の中ゆえ、
一回でなかなか最短距離でたどり着けず、
いつになっても迷っていたのだったわ。

焼き立てゆえスライスはできない
ほかほか湯気の出てるプルマンを、1斤ぶら下げて、
時々はせがまれてアンパンマンのパンなんかも買って、
迷うのも楽しみながらお散歩したものでした。
おうちに帰ってきて、スライスせずにみんなで
むしりながら食べてしまったこともあったわ。
夕飯前に。(笑)

美味しいもの探してばっかりの、
美味しいもの探しが楽しかった山口時代。

キャンベルとか、カトルセゾンとか、ラファリーヌとか
宇部にはおしゃれなパン屋さんもあったけれど、
私は宇部を再訪する時は、
ブレドール、きっと必ず寄ってしまうと思うお店よ。

2時までしか一緒にいられなかったけれど、
夕方、帰郷便の搭乗前に、送ってくれたIさんの
優しい気持ちのいっぱい詰まったメールに思わずぐぐっと。
Iさんの、山口の柔らかなイントネーションが夜まで
ずっと耳に残ってたよ。

引越で宇部からいなくなってしまった仲良しも多い。
でもいつか宇部に行って、
会いたいお顔、行きたい場所はいっぱいよ。

その夜はなんだかすごくノスタルジィで、
最近ご無沙汰してる山口の友に、メールを数通。
夜中までコンスタントにプルルルルって、
優しくやわらかく、でもすっごい元気な山口弁もやってきて、
森ちゃんからのメールにはまたまた夜中に大笑い。
(窓開いていたのを忘れてたよ。)





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