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きらきら さらさら 流れていく日々のこと
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「ママ、ママが今行きたい国はどこ?」

「いっぱいあるよ~。台湾とか。韓国もいいな。
ハワイにも行ったことないからハワイも行ってみたいな。」

「ふ~ん、じゃぁ今まで行ったところで一番よかった国はどこ?」

「う~~ん、イタリアかなぁ。。。ドイツもよかったよ。」

「どこがよかったの?景色?食べ物?」

「全部。」




旅行番組を見ながらそんなことを子供たちと話していたら、
突然何かが吹っ切れた。


その国に行ったことのない人に、
例えばハワイに行った事のない人に、
ハワイの良さをどんなに熱く、言葉を連ねて語っても、
本当のハワイは伝わらない。




なんだそうか。






つまりはいくら周りがその本質、すばらしさを伝えても、
結局その場所へは、自力でたどり着く以外、ないのだなと。


伸ばした手を下げようと思った瞬間。
一気に気持ちは楽になり、気分爽快。



☆☆☆

先日、図書館で塩野七生さんの超大作、
ローマ人の物語の続きを探してた。
いったいどこまで読んだのか忘れてしまい、
何巻から借りたらいいのかさっぱりわからない。
もうすでに完結しているそうなのに。
空白の期間は5,6年あるはず。。。だなんて思いながら
棚の前に佇んでいたら
ふと目に付いたサイレントマイノリティ。
この本を読んだのも、確か10年以上前だけど、
なかなかおもしろく読み応えがあった一冊だった。
題名に惹かれて、久々に手に取ってみる。

サイレントマイノリティ。

いい題だなぁ。
心のツボにハマるフレーズ。

☆☆☆


塩野七生さんの著書は、まじめなものが多い。
でも難しくはない。
楽しいものもたくさんある。
銀色のフィレンチェ、緋色のベネチア、黄金のローマ
この3部作は特に大好きよ。
久々にいろいろ読み返したくなりました。


彼女の本を読んでイタリアに行くのと行かないのとでは、
きっと目に映る景色も全くの別物だったと思う。
須賀敦子さんもイタリアに関する様々な著作があるけれど、
彼女はちょっとペシミスティックで寂しいの。

塩野さんの本、またいつか行く時は、読み返してから行きたいな。








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